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○○市役所様

LTE回線対応の防犯カメラを設置し、重要ポイントの遠隔モニタリングを実現!

近年では犯罪抑止や交通事故の原因究明などのために防犯カメラの導入が進んでいます。設置場所が増えるごとに防犯カメラの映像確認のために現地に訪問することが職員様のご負担になっています。当社ではネットワークの専門家が多く在籍する強みを生かし、LTE(4G)回線を活用して、市内の重要ポイントの映像を庁舎内からモニタリングできる仕組みを構築しました。このことにより、移動時間の削減や、現地トラブルを即時に把握できるようになりました。

導入メリット

  • 必要な時に必要な映像をいつでも確認可能に。捜査機関からの情報提供依頼に素早く対応
  • リモート点検でカメラの故障をいち早く察知し、常に「使える」カメラを実現
  • 高セキュリティなネットワーク・カメラシステムなので、情報漏洩リスクを大幅低減

課題

映像の確認に手間がかかる。カメラの故障に気付かず適切に修理・交換が行われない。

いつでも手間なく必要な映像を見られる防犯カメラシステムにしたい

「事故や犯罪が発生したらカメラ設置場所に移動し、録画データを抜き出して捜査機関に提供する」既存のカメラシステムではこのような一連の対応が必要でした。映像データを取り出すのに手間がかかるだけでなく、カメラは高所に設置されることが多いため、作業者の落下リスクや、交通量の多い設置場所では交通事故の危険などと隣り合わせでした。やっとの思いでデータを取出してみたら、カメラの時刻がズレ、映像が乱れ、カメラが故障していて録画ができていなかったというトラブルもありました。自治体様の課題解決には、確実に動作するカメラシステムで、簡単・安全に遠隔地から映像を確認できる仕組みの構築が不可欠でした。

解決策

LTE(4G)回線を活用し、遠隔地から映像を確認。リモート操作でカメラ故障トラブルを復旧。

LTE(4G)回線を使ったシステムで、庁舎から簡単にカメラの映像を確認できる

当社では、LTE(4G)回線を活用した映像監視網を構築しました。各カメラに光ファイバーによるインターネット回線を引き込むことはお客様の予算や設置場所的に現実的ではなかったためです。各カメラと庁舎間はVPNで通信を暗号化して映像にかかわるプライバシーを保護しているので安心してご利用いただけます。カメラの映像は内蔵のSDカードに暗号化して録画し、映像の確認やデータの取り出しの際にのみLTE回線を使うため、通信費を大幅に抑えることができました。当社で提供するLTE回線はパケット通信量をご契約回線内でシェアできるので、通信に無駄がありません。
カメラを正常稼働させるため、当社の保守環境から定期的にカメラの稼働状況確認して故障をいち早く発見してトラブル対応をします。カメラの交換手配が必要な場合はすぐに保守対応できるようになりました。

導入効果

庁舎内から映像を即時確認できる。カメラを集中管理して、保守対応が容易になった。

カメラのネットワーク接続がもたらした多くのメリット。以前よりもカメラ運用が安定化。

市内各所へ移動して、データを取り出すという手間のかかる作業がなくなりました。庁舎内からいつでも映像の確認と取り出しができるようになり、職員様の運用負荷が大幅に削減されました。高所作業時のリスク、悪天候時の現地対応などを考えると、業務負荷の少ないカメラ運用を実現できました。
カメラがネットワークで接続されることでカメラの集中管理ができるようになり、リモート点検による保守対応が円滑になりました。機器故障による停止時間を最小限にとどめられたことで、いざというときに「本当に役に立つ」カメラシステムを構築できました。

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